アキコ式個別指導塾

お知らせ

「体験授業に連れていくのが大変」——それでも来てくれた、ある一日の記録

「体験授業に連れていくのが大変」そのお気持ち、よくわかります

いつもアキコ式を応援していただき、ありがとうございます。
最近、体験授業のお問い合わせを少しずついただく中で、こんなお声を耳にすることがあります。

「体験授業に子どもを連れていくのが、正直とても大変で……」

今日は、そんなお気持ちを抱えながらも体験授業に来てくださった、あるご家庭のご様子をご紹介します。
「うちも同じかもしれない」と感じてくださる方の参考になれば幸いです。

雨の中、三鷹から五反田へ

体験授業に来てくださったのは、三鷹にお住まいの小学2年生のお子さん。
あいにくの雨の日でしたが、お父さまが車を出してくださり、ご家族みなさんで五反田まで足を運んでくださいました。

事前にお母さまとはオンラインで面談をしており、お子さんのご様子はうかがっていました。

初めての場所、初めて会う大人。
「どんなところだろう」「お休みの日なのに勉強するのかな」
お子さんは言葉にしなくても、たくさんの不安を抱えて来てくれています。

大人にとっては「体験授業」でも、
お子さんにとっては勇気を振りしぼって踏み出す、大きな一歩
だからこそ、私はいつも「少しでも安心できる時間にしたい」と思いながら体験を迎えています。

教室に来るまでの「見えない努力」

エレベーターでお出迎えし、初めてお子さんと対面しました。
にこやかな表情に、まずはほっと一安心。

お母さまから
「習い事はあまり行きたがらないタイプ」と聞いていたので、
ここまで来るまでに、ご家庭の中でたくさん話し合いがあったのだろうと想像できました。

「行きたい!」と自分から言ってくれるお子さんばかりではありません。
むしろ、
・勉強はしたくない
・塾は行きたくない
そう感じているお子さんのほうが多いのが現実です。

それでも今日、ここに来てくれた。
それ自体が、すでに立派な「がんばり」だと私は思っています。

まずは安心することから

このお子さんは、空腹になると集中しづらいとのことだったので、
手元にお菓子を置きながら体験授業を行いました。

また、

「お母さんが一緒にいてもいいし、近くを散歩してきてもらってもいいよ」

と伝えると、お子さんから「外出OK」との返事。
お母さんには一度、教室を離れていただきました。

アキコ式の体験授業では、
いきなり勉強をする必要はありません。

知育玩具やアナログゲーム、
「遊ぶだけ」「お話するだけ」から始めることもできます。

今回は「お絵描きがしたい」とのことで、そこからスタートしました。

お子さんが「自分を見せてくれる時間」

驚くほど絵が上手で、
描いた動物について、次々と説明してくれるお子さん。

その知識の豊富さに、こちらが勉強させてもらうほどでした。

こうした時間は、
お子さんが「自分の世界」を少しずつ開いてくれる、とても大切な時間です。

同時に、お子さんは
「この大人は信頼できるかな?」
と、私のことも見ています。

だからこそ、こちらも誠意をもって向き合います。

「できない」を「できた」に変える小さな工夫

あっという間に30分が過ぎ、お母さんが戻られました。
その後は、持参された漢字ドリルと、教室で用意したカレンダーのプリントに取り組みました。

カレンダー学習では
「第二土曜日」という言葉が難しそうだったので、

「『第』は順番を表す言葉だよ。2番目、っていう意味なんだ」

と説明しながら一緒に進めました。

漢字は、画数が多いと書き出しがわからず嫌になってしまうとのこと。
そこで、画のスタート位置に小さな「点」を打ち、バランスを視覚的に示しました。

すると、すっと一行を書き終えることができました。

お母さまは
「家ではなかなか取り組めないので、すごいです」
と驚かれていました。

アキコ式が大切にしていること

学習に取り組めない理由は、「やる気がない」からではありません。
ほんの少しの支援や工夫があれば、できるお子さんはたくさんいます。

アキコ式の強みは、
・どこでつまずいているのか
・どんな支援があれば進めるのか

を見極め、「できる形」に変える引き出しを持っていることです。

学校のドリルに取り組めないなら、
少しだけ手を添えて、「できる入口」を作る。
その積み重ねが、自信につながっていきます。

体験授業のあとに届いたメッセージ

その日の夜、お母さまからLINEをいただきました。

・楽しそうに取り組んでいたこと
・体験後、ずっとご機嫌だったこと
・晩ご飯をたくさん食べられたこと

が綴られていました。

「楽しかった」という気持ちが、その日の一日のご機嫌につながった。
それを喜んでくださったお母さまの気持ちも含め、私にとって忘れられない体験授業となりました。

12月からご入会いただくことも決まり、
これからも得意なところを大切にしながら、
苦手な部分は丁寧にフォローし、
「できた!」を積み重ねていきたいと思っています。

体験授業は「一度きり」でなくて大丈夫です

体験授業は、複数回行うことも可能です。

・お話だけ
・遊ぶだけ
・教室に慣れるだけ

そんな形でも構いません。

葛飾区や武蔵野市など、
少し遠い地域から通ってくださっているご家庭もあります。

「一人ひとりに合わせた指導で、できることを増やし、自己肯定感を育てる」
そうした塾は、まだ多くはないのかもしれません。

偏差値だけでは測れない成長を、
私たちは大切にしています。

体験授業や面談は、年末年始も実施しております。
「連れて行くのが不安」と感じている方こそ、
どうぞお気軽にご相談ください。

塾長 伊藤

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