「落ち着きがない」は本当に困ったこと?視点を変えてみよう
「授業中に立ち歩く」「話を最後まで聞けない」「じっと座っていられない」
そんな姿を見ると、つい「この子、大丈夫かな…」と不安になりますよね。
でも少しだけ、見方を変えてみませんか?
たとえば、体を動かしたがる子は、それが自分を落ち着かせるための方法かもしれません。大人でも、話を聞くときにメモを取ったり、ペンをカチカチしたりする人がいますよね。それと似たような感覚です。
また、「落ち着きがない」と言われる子の中には、実は頭の中が常にアイデアでいっぱいで、次から次へと新しいことを考えている子もいます。じっとしていない=集中できていない、とは限らないのです。
もちろん、集団生活の中で「静かにする場面」が求められることもあります。でも、「じっと座ることが苦手」という個性を一方的に否定せず、その子に合った落ち着き方を一緒に探すことも大切です。
アキコ式では…
学習中に落ち着くスタイルを一緒に探したり、手元でいじれるグッズ(小さなおもちゃ、感触ボールなど)を使って集中を保ったりする工夫をしています。「静か=いい子」と決めつけず、それぞれの落ち着き方を尊重した関わりを大切にしています。