アキコ式個別指導塾

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成績よりも大切な、家庭で育てたい3つの力

テストの点数や成績は、確かに分かりやすい「結果」です。

でも、長い目で見たとき、社会に出てから必要になる力は、それだけではありません。

家庭だからこそ育てられる「一生ものの力」があります。

今日はその中から、特に大切と考える3つをご紹介します。

1. 自分で気持ちを立て直す力

どんなに優秀な人でも、うまくいかない日や失敗はあります。

そんなときに必要なのが、「気持ちを立て直す力」です。

うまくいかなくても「じゃあ次はこうしてみよう」と考えられる

気持ちを切り替えて次に進める

家庭では、失敗を責めるより、「次にどうする?」を一緒に考える習慣が、この力を育てます。

うまくいかないときに前を向くことができるということは、それだけ挑戦もできるということ。

気持ちを立て直せる力が身についていると、未来の幅が広がります。

2. 人と関わる力

勉強ができても、人とうまく関われないと、社会で力を発揮しづらくなります。

「あいさつ」「ありがとう」「ごめんなさい」といった基本的なやり取りは、家庭がいちばんの練習場です。

食卓で家族の話をしっかり聞く

家事を一緒にして、役割を果たす

家族同士でも丁寧な言葉をかける

日々のやり取りの中で、自然と人間関係の土台が築かれます。

家庭で練習するときには、「具体的な行動」に落とし込むことが大切だと思います。

あいさつの仕方だったら、例えば自分の機嫌が悪くても「ありがとう」は必ず伝える、とか

毎日家族の洗濯物をたたむことが役割なら、必ずやってもらってから寝るとか

悪い言い方をしたときには言い直すとか

具体的な行動を積み重ねることでトレーニングしていくのが良いと思います。

するべき行動ができることは、人との関わりで大きな信頼につながります。

3. 自分で学び続ける力

知識や技術は、時間とともに古くなります。

でも、「学び続ける力」があれば、何歳からでも成長できます。

分からないことを調べてみる

興味を持ったことに挑戦する

親も一緒に新しいことを学ぶ姿を見せる

「勉強はさせられるもの」ではなく、「自分で広げるもの」という感覚を持てるようになります。

私自身、日々勉強です。

この「学び続ける力」は、知識をアップデートすることはもちろんですが、もう一つ大きな力を生み出します。

それは、「自分は変われる=まだまだ成長できる」という感覚です。

「成長できる自信」ほど、大人になって役に立つものはないのではないかな、と思います。

おわりに

成績は、そのときの頑張りを映す大切な指標のひとつです。

でも、人生の長い道のりを考えると、成績よりも「『生きる力』を育てること」が、ずっと大切です。

アキコ式では、学習指導の中でも、この3つの力が育つ関わりを意識しています。

家庭と塾が協力しながら、お子さんの未来を支えていきましょう。

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