「うちの子、これでいいの?」という不安とのつきあい方
「うちの子、このままで大丈夫かな…」
「他の子と比べて、うちの子は遅れているかも…」
子育てをしていると、ふとそんな不安が胸をよぎることがあります。
特に、学校生活や勉強、友だちとの関係など、成長に関わることは気になりますよね。
でも、その不安とうまくつきあうことで、親子関係も子どもの成長も、ずっとラクになります。
1. 不安は「親だからこそ」生まれるもの
まず知ってほしいのは、不安は「愛情の裏返し」だということです。
大切だからこそ心配になるのは自然なこと。
「心配してしまう自分」を責める必要はありません。
2. 「比べる相手」を変えてみる
他の子と比べると、不安は大きくなりやすいものです。
そこでおすすめなのが、「昨日のわが子」と比べること。
昨日は嫌がっていた宿題を、今日は5分やった
去年は言えなかった「ありがとう」が言えた
ほんの小さな変化も、積み重ねれば大きな成長です。
3. 情報の取りすぎに注意
ネットやSNSには、理想的な子ども像や家庭の様子がたくさん流れています。
でも、それは「その家庭の一場面」にすぎません。
必要な情報だけを選び、心がザワザワする投稿からは距離をとることも、自分を守る方法です。
4. 気持ちを言葉にして外に出す
心の中で抱え込むと、不安はふくらみやすくなります。
信頼できる友人や家族に話す
ノートに書き出す
専門家や支援者に相談する
「言葉にする」ことで、不安は整理され、小さくなります。
5. 「今できていること」に目を向ける
元気に登校している
好きなことに集中できる時間がある
家でリラックスできている
当たり前のように見えることも、実は大事な力です。
できていることに光を当てることで、親の気持ちも安定します。
アキコ式では、学習面だけでなく、こうした保護者の「心の支え」も大切にしています。
お子さんのペースに合わせながら、少しずつ「大丈夫」の実感を増やしていけるよう、伴走していきます。